No0024

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   英日翻訳ソフト = チューニングすればこんなに良くなる!

     No.024  2006.07.19      http://www.aptransways.net/
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読者の皆様、ご購読ありがとうございます。
メルマガ発行者の kawa です。


今回は、コンピュータ関係の技術文を翻訳してみます。
今回の例文は、No.020 で紹介した例文と同様に、マニュアルなどの説明文
ではよく見かける定型文です。


今回の例文とその目標訳
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【例文】

This document is intended mainly for developers and administrators 
who are familiar with Java or other object-oriented programming 
languages. 

【目標訳】

(1) この文書の対象読者は、主に、Javaやその他のオブジェクト指向
プログラミング言語に精通している開発者および管理者です。

(2) この文書は、Javaやその他のオブジェクト指向プログラミング言語に
精通している開発者および管理者を主な対象読者としています。



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上の例文を翻訳ソフト(T社製)の初期設定で翻訳すると、次のような
訳文が出力されました。


【初期設定での翻訳結果】

「このドキュメントは、主としてJavaあるいは他のオブジェクト指向
プログラミング言語に精通している開発者および管理者のために意図され
ます。」



△△ 特に文末がおかしいですよね。
日本語って、一番重要なポイントが文末に置かれることが多いので、ここ
がわかりにくいと、文全体がわかりにくくなってしまいます。


とりあえず、以下の単語を学習させます。


  document  (名詞)    文書 (←学習)


(注: 今回は単語を 1 個学習させるだけのチューニングです。)


すると、翻訳結果が次のように変化します。


【ユーザー辞書登録後の翻訳結果】

「この文書は、主としてJavaまたは他のオブジェクト指向プログラミング
言語に精通している開発者および管理者のために意図されます。」



↑ 当然ですが、単語が 1 つ変わりました。
「あるいは」が「または」に変わったのも、別の機会に学習させた影響の
ようです。


もう少しどうにかして目標訳に近づけたいのですが、ユーザー側でできる
翻訳結果のチューニングは、普通はここまでです。


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(注)  高額な翻訳ソフトが装備する翻訳メモリー機能(ファジーマッチ
機能)や、変数指定型例文登録機能(パターンマッチ機能)などを使用し
て翻訳結果をチューニングする方法もありますが、このメールマガジン
では、あくまでも翻訳エンジンとユーザー辞書を使用した翻訳方法に限定
した場合に、どこまでできるかをテーマとしたいと思います。
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通常は、この結果で妥協するしかないわけですが、これをもう少し読みや
すくするために、ここで筆者の Web サイトに用意した訳出文リライト
ツール(試作版)を使ってこの訳文を書き直してみます。


上記の翻訳結果(訳出文)を以下の URL にあるテキストエリアに貼り付
けて、[リライト実行] ボタンをクリックしてみてください。

http://aptransways.net/APT.htm



すると、訳文が次のように書き直されます。


【訳文の自動リライト結果】

「この文書の対象読者は、主に、Javaやその他のオブジェクト指向
プログラミング言語に精通している開発者および管理者です[この文書
は、Javaやその他のオブジェクト指向プログラミング言語に精通している
開発者および管理者を主な対象読者としています]。」



いかがでしょうか?。2 つの目標訳を並記する形にしました。


あとは、ユーザーがどちらかを選択するか、必要に応じて再修正すること
になるかと思います。


この訳出文リライトツールには多少の柔軟性を持たせてありますので、
試しに名詞や動詞などを別の単語に変更してみるとどうなるか、遊んでみ
てください。


【翻訳ソフトを持っていない方は......】
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今現在、手元に翻訳ソフトを持っていない方は、次の方法を試してみて
ください。

(1) 今回の例文を、以下の無料翻訳サイトで日本語に翻訳させる。

・So-net 翻訳  (powered by AMiKAi)
http://www.so-net.ne.jp/translation/

・fresh EYE 英日・日英翻訳  (supported by The 翻訳)
http://www.fresheye.com/translate/


(2) 翻訳結果(日本語)を、以下のページで自動リライトする。

・T社製翻訳ソフト対応リライトツール(Tバージョン)
http://aptransways.net/APT.htm


辞書のチューニングができない分、翻訳結果に問題が残りますが、それで
も少しは翻訳結果が改善するのを確認できると思います。


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する事例を紹介しています。例文は、一般文、時事英文(ニュース記事)、
技術文(IT 分野を中心とした理科系全般)など、さまざまな分野の英文
から選んでいます。

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  編集後記
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次回配信は、7月25日(火)の予定です。


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