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英日翻訳ソフト = チューニングすればこんなに良くなる!
No.xxx 2006.xx.xx http://aptransways.net/
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では、具体的な例文を使って翻訳ソフトの翻訳結果をチューニングしてみます。
今回の例文とその目標訳
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【例文】
The moon may become a place where, because of its weak gravitational attraction, the more far-reaching expeditions of the future will be launched.
【目標訳】
月は、その引力が弱いことから、未来のより遠い宇宙空間への旅の出発地として絶好の地となるでしょう。
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上の例文を翻訳ソフトの初期設定で翻訳すると、次のような訳文が出力されました。
【初期設定での翻訳結果】
「月が、その弱い重力の呼び物のために、未来のいっそう広範囲の遠征が開始されるであろう場所になるかもしれません。」
↑なんだかわけのわからない日本語です。
そこで、以下の単語をユーザー辞書に登録します。
このとき、必要に応じて訳語選択や学習機能も使用します。
gravitational attraction (名詞) 重力
far-reaching (形容詞) 遠大な
expedition (名詞) 探検旅行
すると、翻訳結果が次のように変化します。
【ユーザー辞書登録後の翻訳結果】
「月が、その弱い重力のために、未来のいっそう遠大な探検旅行が開始されるであろう場所になるかもしれません。」
↑かなりわかりやすくなりました。
でも、まだ目標訳には及びません。
もう少しどうにかして目標訳に近づけたいのですが、ユーザー側でできる辞書のチューニングは、普通はここまでです(注1)。
あとは、大体の意味がわかるのでこれで妥協するか、あるいは必要ならユーザーが自分の手でこの訳出文を修正することになります。
(注1) 高額な翻訳ソフトが装備する翻訳メモリー機能(ファジーマッチ機能)や、パターンマッチ機能などを使用して翻訳結果をチューニングする方法もありますが、このメールマガジンでは、あくまでも翻訳エンジンとユーザー辞書を使用した翻訳方法に限定した場合に、どこまでできるかをテーマとしたいと思います。
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通常は、ユーザー辞書に登録した後の翻訳結果が良くなればそれで妥協するわけですが(妥協せざるをえない)、これをもう少し読みやすくするために、筆者の Web サイトに訳文の一部を自動的に書き直すツール(試作版)を用意しました。
そこで、上記のユーザー辞書登録後の翻訳結果(訳出文)を以下の URL にあるテキストエリアに貼り付けて、[リライト実行] ボタンをクリックしてみてください。
http://aptransways.net/APL.htm
すると、訳文が次のように書き直されます。
【訳文の自動リライト結果】
「月は(が)、その弱い重力のために、未来のより遠大な探検旅行を開始する場所になるかもしれません。」
いかがでしょうか?。目標訳に完全一致とまではゆきませんが、かなり読みやすくなったのではないでしょうか。
目標訳には一部意訳している部分がありますので、さすがに翻訳ソフト(翻訳エンジン)では困難な要素もあります。
ここで紹介した自動リライトツールは筆者が自作したツールですが、まだまだ力不足です。今後、役に立つ場面を増やすために、より多くの方々の意見を反映させつつ、汎用性を考慮しながら改善を重ねたいと考えています。
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編集後記
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当面は短文が中心になりますが、いずれは長文にもチャレンジしてみたいと思っています。
文が長くなるほど困難が予想されますので、しばらく研究してから徐々に長文に移行することになるかと思います。
例文の分野としては、できるだけ広範囲にしたいと考えていますが、とりあえず現状では、一般文、会話文、時事英文(ニュース記事)、技術文(IT 分野を中心とした理科系全般)などを考えています。